映画監督

2015年03月02日

ベルリン再訪2015/2/12(2)

荷物が自分のだとわかり、初対面の彼女に、大騒ぎさせて、なんと謝ったらいいか。
自分の鞄を間違えられたって、被害妄想、判断力低下、自分でも怖くなるくらいの間違いだ。でも彼女は、「よかったじゃない、ほらカバンはそばにあるわよ」と、大笑いしただけで、受け流してくれた。
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(Hotel & Pension Columbus 1泊個室朝食、税込50ユーロ バスルームは共有、かち合うことはなかったです)

バスがバス停に止まらない!
空港内で7日間バス電車乗り放題チケットを買う。29ユーロ。
空港をでたところにある市内へのバス乗り場へ急ぐ。
宿はZoo駅(ツォー駅)のそばなので、9番か109番。109番が宿に一番近いので、それに乗ることに。
バスは何台もきたが、9番や別の番号、で、やっと109番が見えてきてほっとしたら、10メートルほど前のバス停にとまった。
私たちのまわりで待っている人たちがそちらに走った。
でもTさんは「あそこは降りる人だけ、乗るのはここからよ」と説明してくれた。
10メートル先で全員のったらこちらにバスがやってきた。
で、Tさんが手を振ったが、運転手はこちらを見もしないで、素通りしていってしまった。
「なによ、ひどいわ、バス会社に電話してみようか!」とTさんは怒り出す。

また109番がやってきた。
でも10メートル先でまた止まった。人々が走り出す。
私も「あっちへ行きましょうか」とTさんに行ってみたが、バス停はここだからと動かない。
「大丈夫今度はとまるわよ」
でもバスは素通りしてしまい、私たち二人だけが残った。

いささか不安になったのか、Tさんが10メートル先へ見に行ってくれた。
そうしたら、そこに109番とかいた看板が立っていたのだ。
すぐにそちらに移動してバスを待った。
なんでも、前は私たちが待っていた場所で乗り降りをしていたが、最近、このバス停ができたらしい。
彼女はあまり空港へは来ないので、それを知らなかったとのこと。
確かに、私は日ごろは羽田や成田にいかないから、バス停の移動までわからないと思う。

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やっときたバスにのると、中はあたたかかったあ。
それからZoo駅の1つ前、クーダムの一角のバス停でおりて、歩いて宿のコロンブスに入った。
宿への目印はこのお店
一年中クリスマス製品を売ってるんです。
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             (外から中へ入ったところ、右にエレベータ。自分でドアを開けて入る)

暖かい個室、トイレ、洗面所付き、廊下を少しいったところに共同シャワー。これで1泊35ユーロ。
それに朝食と税金をいれても50ユーロ。優しくフレンドリーで英語も話すおかみさん、
室内wifiあり。安いと思いませんか。
Tさんが体操教室に通っていて、おかみさんがそこの仲間だそうだ。
ここはご主人の家(ホテルの一角に住まいがある)で、ここクーダムでホテル&ペンションを創業して3代目、建物は築200年を超えるアールヌーヴォ調アパートの3階。
デザイナーズホテルのような新しさはないけど、まったりと、落ち着いて、しかも静か、調度品も上品で、これぞヨーロッパの味かもしれません。




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2014年10月20日

熊本市動物愛護センター訪問

10月9日、訪問しました!
 
実はいま製作している教育ビデオの監督として、
阿蘇の日の出、日の入りを撮影にいったんですがイメージ 1
 
最終日、飛行機まで時間があったので、スタッフがそれぞれ別行動。
私は、それ!とばかりに、バスを乗り継いで、「ゼロ!熊本市動物愛護センター10年間の闘い」の
熊本市動物愛護センターへ
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宿のあった熊本駅ちかくのバス停からバスにのりました!イメージ 2
 
交通センターというバスのターミナルで乗り換え、「中山」で下車。バスにのっておよそ40分ぐらい。イメージ 3
 
路地をまがって、歩いて7分くらいで到着しました。
入り口左の影になっている建物は、4月にできたばかりの猫舎です!
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猫舎の全景。外壁は淡いピンク色です。 
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トイレも皿も日光浴ピカピカできれい
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芝生の運動場では犬が指導員の女性と運動をしていました。
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中央が、このセンターの村上所長。女性でした!
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猫舎の中をみせていただきました
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窓からの陽差しの中、猫たちが家の中にいるみたいにくつろいでいます
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人に慣れる訓練中の猫たち
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わずかな時間でしたが、東京から来たと言うと、所長さんみずから、いろいろと案内してくださいました。
お話している最中も、おじいさんが猫の相談にいらしていて、所員の方がお話を聞いていました。
新築の猫舎は、キレイで、明るくて、ステキでした。
 
「これからは猫の対策が大切ですね」とおっしゃる所長さん。
この猫部屋は、猫を貰い受ける飼い主さんに、こういう環境でーーという、説明のときのモデルルームにも使うそうです。飼い主への啓蒙も大事な仕事です。公立の動物センターで、ここまでがんばってることに感動。
もっとみていたかったのですが、空港へ行く時間もあり、1時間弱で失礼してきました。
センターの皆様、ありがとうございました。


totoebi01 at 00:57|Permalink

2014年05月11日

シマちゃん脱走(3)

4月30日、雨の夜シマちゃん確保しました。
連休のはじめに1泊旅行へいってました。朝早くでかけた日、長男が夜に仕事からもどり、餌をやろうと玄関から出ると、シマが待っていたそうだ。
 
その日はいつもの昼間みたいに、私のシマちゃんを呼ぶ声がないし、心細かったのかな。
数日前から玄関の中に餌を置くようになった。
すると、玄関に半身いれて、尻尾は外にだして餌を食べていた。
「入って食べれば」と近づくとサッと逃げる。
そのまま来ないときもあるし、すぐに戻ってきて、餌を外へ出せと言わんばかりに外で座っているときもあった
食べさせないと、ほかでなにを食べるかわからない、とにかく妥協して外に餌を出していた
 
翌日の夜、もどって荷物を置くのもそこそこに、餌を作って玄関の外にでると、雨。
しかも温度が下がってさむーーい。
シマちゃーんと呼ぶと、待ってましたとばかりに車の下から出てきた。
 
玄関に私が先にはいり、ドアをさえて、「はやく入りな、雨に濡れるでしょ」 さりげなくいつもより餌を奥に置く
シマちゃん、餌は食べたいけど、中に入るのは危険、とばかりにもじもじ。
「どうするの、食べないの、寒いから締めようかな」とドアを閉める振り、と、飛びのくがすぐまたドアの中を覗く。
知らん振りして、ドアをおさえて、待つ、待つ、待つ。
 
お腹すいてたんだわ、すーと餌にむかった、シッポまで玄関にはいった、慌てるな、静かに静かにドアの隙間を狭めていく
「よし!」 シマちゃん気がついたときは、あと2センチくらいでドアがしまるところ
もう出れないよー しばらく甲高い声でギャーギャー鳴いていた
ほかの猫を2階にやり、居間にいれる。
壁に向かってギャー、台所でギャー、のぞくエビちゃんにギャー、夜中鳴いていた。
 
でも翌日の昼頃から落ち着き出した。餌も食べ始めた、トイレもした、水ものんだ
「おかえり、シマちゃん」(おかえり、3回目)


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2014年05月09日

シマちゃん脱走(2)

脱走した翌日と、その次の日は、寒さが戻り超寒かった。
シマは胴体をがばっと掴まれたのが相当怖かったのか、2日間現れなかった
そして雨と風の日が続く。眠れない
 
家でヌクヌクと寝てばかりいたシマちゃん、どこでなにしてるのーー
いつもの食事の時間には、台所の窓をあけ、
「ごはんよお、シマちゃんどこかなああああ」と空しく墓地に向かって叫んだ。
 
餌袋をカサカサさせて、家の裏へ回りお隣とのブロック塀の下にいたら、塀の向こうで「にゃー」と鳴いた。
いたぞ!声のテンションも血圧も上った
「いいこだねえ、大好きな鰹節をたっぷりまぶしたのもってくるね」と家に飛び込む
もう、家の猫がシッポを丸めて逃げるくらいすごい勢いで駆け込んだのだろう。
カツ節のチャックがあかない!シマの食器、どこへおいたっけ
その辺にあった皿に鰹節をいれたら、ドバッ出て、床にこぼれた
それを目ざとくみつけた家の3匹が寄ってきて、争って食べる「ど、どきなさいよ!」
 
シマは塀の上にいて、私をみると、逃げる振り、でも端までいって、座り、振り返る
そりゃ2日間も食べてないのだもん、鰹節の臭いはたまらないでしょう
寄ってこず近寄ると、ブロック塀から墓場に飛び降りるので、しかたなく塀に餌の皿を置いて家にはいる
五分ほどしてでてみると、皿はカラで姿ない
 
毎日がこの繰り返し。
近所の人たちには会うたびにシマの話しをした
ややこしいのは放し飼いのシマとそっくりのキジトラが我が家の庭をテリトリーにしてること。
うちのは耳の山のちょっと下、左側をきってます.
そのシマより大きな方はテッペンが切れてますから、そこで区別してね
でもみんな年齢的に目がかすみ、しかもさっと庭を横切るくらいなので「区別つかないわ」と笑う
 
お隣の屋根からその向こうの家の屋根に飛び移って遊んでる猫がいた、シマだ
ああやだ屋根に穴あけてらどうするの!
 
捕獲機をボランティアさんから借りていたが、繁殖の季節でどこも捕獲機が必要だ。優先順位kらいったら脱走猫より、不妊去勢が必要な猫をつかまえなくてわ。
なのでマイ捕獲機を一台かった。
最初にはいるのはシマちゃんね、と勝手に決めていたが、ぜったい、ぜったい入らない
そのかわり、私がTNRし、庭に餌を食べに来るガッツキの黒いオス猫や、
近所の放し飼いキジトラと一緒に暮らしている若い黒白オスが掛かっただけ。もちろん身元がわかってたから「ごめんね」とすぐに開放。
 
さて1ケ月が過ぎて……これまでの最長脱走は1週間、捕獲機もだめで、もう打つ手がない。膠着状態のときに、上映会のお客様が昆虫採集につかう網を教えてくれた。それで、捕獲機にはいらない脱走猫を捕まえたとの体験談も教えてくれた。虫取り網、しかも柄の短い奴がいいらしい。ネットで買うべく調べ始めていたとき我が家の玄関を開けて、そのなかに餌をおくことを思いついた。玄関に入らないと食べられないということを教えるのだ。 (つづく)
 
 
 
 


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2014年05月07日

シマちゃん脱走

2010年に保護したシマちゃん。小顔で美人、運動能力抜群でしっかりもの
保護時何歳かわからないが、いまも足腰しっかり、自分の生活を守っている
3月末、3度目の脱走
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右がシマ2010年保護    左がクロ2012年保護
 
どの脱走も先住猫エビが開けた網戸、アルミサッシの隙間から飛び降りたもの
自分から戸をこじあけて逃げたということでない
 
3度目は2度目と同じ2階ベランダから飛び降りた 
網戸にストッパーをつけていたが、洗濯物を干したとき、サッシを締めただけで鍵を掛け忘れた
娘が遊びにきたので、おしゃべりに夢中になって、ハッと気がついて2階に駆け上がったら、、閉めたサッシが、猫1匹通れる隙間があいていた!
 
ベランダにオス猫3匹がうろうろーーシマがいない!すぐに飛び降りたとわかったああああああああ
 
胃がきゅーと痛くなった
もうだめ、3度目だもの、これから陽気がよくなるし、外は自由、野良猫時代が蘇ってーー
 
その日の夜、11時すぎに「もしかしたら」と思い庭にでて「シマちゃん」と名前を呼んだ。
すると、私道をはさんだお向かいのブロック塀の上にシマがいた。
暗くてよく見えないが、目が2つ光っている
名前を呼び続けると、寄ってきた。
「まってな、餌もってきてあげる、お腹すいたでしょう」
 
大好きなシーバの四角いエサをおくと、むさぼり食べる
いつもの餌皿にいつもの餌を入れて出すと、食べ始めるが、私が触ろうと手をだすとさっと逃げる
 
今を逃したら、また、あの焦燥の日々がよみがえる
いまだ!ガバッと両手で、餌に夢中のシマの脇腹をつかむとーー驚いたシマは飛び上がり、私をひっかいて、、走っていってしまった。
「だめだ、もうだめ」
 
(つづく)


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