シマちゃん脱走シマちゃん脱走(3)

2014年05月09日

シマちゃん脱走(2)

脱走した翌日と、その次の日は、寒さが戻り超寒かった。
シマは胴体をがばっと掴まれたのが相当怖かったのか、2日間現れなかった
そして雨と風の日が続く。眠れない
 
家でヌクヌクと寝てばかりいたシマちゃん、どこでなにしてるのーー
いつもの食事の時間には、台所の窓をあけ、
「ごはんよお、シマちゃんどこかなああああ」と空しく墓地に向かって叫んだ。
 
餌袋をカサカサさせて、家の裏へ回りお隣とのブロック塀の下にいたら、塀の向こうで「にゃー」と鳴いた。
いたぞ!声のテンションも血圧も上った
「いいこだねえ、大好きな鰹節をたっぷりまぶしたのもってくるね」と家に飛び込む
もう、家の猫がシッポを丸めて逃げるくらいすごい勢いで駆け込んだのだろう。
カツ節のチャックがあかない!シマの食器、どこへおいたっけ
その辺にあった皿に鰹節をいれたら、ドバッ出て、床にこぼれた
それを目ざとくみつけた家の3匹が寄ってきて、争って食べる「ど、どきなさいよ!」
 
シマは塀の上にいて、私をみると、逃げる振り、でも端までいって、座り、振り返る
そりゃ2日間も食べてないのだもん、鰹節の臭いはたまらないでしょう
寄ってこず近寄ると、ブロック塀から墓場に飛び降りるので、しかたなく塀に餌の皿を置いて家にはいる
五分ほどしてでてみると、皿はカラで姿ない
 
毎日がこの繰り返し。
近所の人たちには会うたびにシマの話しをした
ややこしいのは放し飼いのシマとそっくりのキジトラが我が家の庭をテリトリーにしてること。
うちのは耳の山のちょっと下、左側をきってます.
そのシマより大きな方はテッペンが切れてますから、そこで区別してね
でもみんな年齢的に目がかすみ、しかもさっと庭を横切るくらいなので「区別つかないわ」と笑う
 
お隣の屋根からその向こうの家の屋根に飛び移って遊んでる猫がいた、シマだ
ああやだ屋根に穴あけてらどうするの!
 
捕獲機をボランティアさんから借りていたが、繁殖の季節でどこも捕獲機が必要だ。優先順位kらいったら脱走猫より、不妊去勢が必要な猫をつかまえなくてわ。
なのでマイ捕獲機を一台かった。
最初にはいるのはシマちゃんね、と勝手に決めていたが、ぜったい、ぜったい入らない
そのかわり、私がTNRし、庭に餌を食べに来るガッツキの黒いオス猫や、
近所の放し飼いキジトラと一緒に暮らしている若い黒白オスが掛かっただけ。もちろん身元がわかってたから「ごめんね」とすぐに開放。
 
さて1ケ月が過ぎて……これまでの最長脱走は1週間、捕獲機もだめで、もう打つ手がない。膠着状態のときに、上映会のお客様が昆虫採集につかう網を教えてくれた。それで、捕獲機にはいらない脱走猫を捕まえたとの体験談も教えてくれた。虫取り網、しかも柄の短い奴がいいらしい。ネットで買うべく調べ始めていたとき我が家の玄関を開けて、そのなかに餌をおくことを思いついた。玄関に入らないと食べられないということを教えるのだ。 (つづく)
 
 
 
 


シマちゃん脱走シマちゃん脱走(3)