2012年11月17日
猫のエッセー
読書の本はもっぱら図書館とブックオフ。区の図書館は余り種類がなく、最新ベストセラーは予約がたくさん、結局興味ある本は借り尽くしてしまう。それで、前は3ケ所の図書館を渡りあるいていたが、今は歩いてちょうどいい距離の石神井公園近くの図書館へ散歩かたがたいっている。
猫のエッセーもだいぶ読んだ。有名人で猫好きの人が多いことがわかってきた。
メモをつけてるわけでないから間違いがあるかもしれません。印象に残ったこと。
俳優小沢昭一さんの「老いらくの恋」(エッセー)には夫婦でかっていた猫はテンカン持ちだったそうだ。最初に飼った猫は玄関の前で鳴いていた子猫、その猫は13年生きて死に、寂しくて知り合いから貰った次の子猫がテンカンをおこした。その原因は、去勢だか、避妊のためにどうぶつ病院に行ったとき、獣医さんが足に腫瘍をみつけ手術、その後ずーと抗がん剤?を飲ましていたらテンカンがはじまったそうだ。老夫婦になってこの猫は孫のようにかわいい。だから、老後楽しみにしていた夫婦旅行も、旅行中にこの猫がテンカン起したら大変なので、行けない。寝るときはいつも奥様の枕元で寝かせる。テンカンが起きたときにすぐ処置ができるからーー。手がかかる猫だが、それでも可愛い可愛いと書いてある。
作家の野坂昭如さんは「吾輩は猫が好き」のエッセーにも猫との面白い生活が描かれてある。猫はもともと奥様が大好きで飼い始めたそうだ。多頭飼いの時期があり、店で購入したいい猫兄弟、親子のほかに、野坂さんが犬の散歩の途中、草っぱらで見つけた死にそうな子猫をひろってきた。このジョージだっけ、この猫がとてもかわいいらしい。愛犬とも大の仲良しでいつも遊んでいる。これら猫が仕事部屋に寝そべっているそうだ。原稿用紙にものったりしたらしい。また、死を意識した猫は外に出て行くときわかるそうで、見送ったとも書いてある。さらに庭に来る猫にエサをやり、犬の散歩中にはかわいいシャムネコ親子をみつけ、飼いたくなってエサを持ち歩いたり、散歩中に出会うノラネコのために塀にエサを置いて歩いたなどと書いてある。キレイなシャムネコ親子はどこかに飼われているようなので安心し、あきらめたが、ある日、通りで車にひかれて死んでいたとのことーーー無念ですね。野坂さんて優しい人なんだ。
高田宏さんという方は企業雑誌の編集長をされていたそうで、自らも猫のエッセーが多い。「猫のしっぽ」には飼った猫の日常や特徴を短いエッセーで楽しく綴っていて読みやすい。画家の息子さんが描いた猫のカラー挿絵がとてもいい。
「猫は知っている」の仁木悦子さんは有名な猫好き。東京都が猫は家の中で飼うようにと条例を出したとき、猫を家に閉じ込めておくとはとんでもないと、反対運動をおこなっていたとかいてあった。いまは交通事故や病気など外は怖いから家猫がいいと思うが、時代により愛猫家にはいろいろな考えが有るのだと思った。
アメリカ人の猫を7匹飼ってる女性のエッセーを読んだが、どうも日本人よりドライ。その女性はニュージャージーの自然の多いところに引越し、猫7匹を家の中と敷地内の広い庭でかっていた。どうしても好きになれない猫、人慣れして長生きした猫、人嫌いでそれがアダで脱走し、野生の動物にかまれて死んだ猫など。一番印象にのこったエピソードは、狂犬病のキツネかハクビシン?に噛まれた猫。感染したかどうか分からない潜伏期間に欧州旅行へ予定があり、もし、留守中エサをやってくれるキャットシッターさんに噛み付いたら補償問題になるからと、その猫を安楽死させてしまった。あとがきで、とても悔やまれる出来事だとご自分で書いていたが、さあ、私ならどうしたかなあ。家でいくら工夫してもスプレーするからと、牧場主にもらわれることになった他の猫にくっつけて、あげてしまい、そのスプレー猫はその日に牧場から脱走、行方知れずになったとか。色々な飼い方があるんですね。
totoebi01 at 00:12│みんな生きている飼い主のいない猫








