盛岡で東北初上映祝!名古屋大学

2008年10月05日

10/4もりおか女性センターフェスティバルでの上映会

昨夜戻りました。盛岡は紅葉がはじまったばかり。
おでってホールのある「プラザおでって」は、中津川沿いの素晴らしいランドマークの中にあった。

川を挟んだ左高台は盛岡城跡公園。幕府側についたために城は焼かれ、巨大な石垣だけが整然と残っている。
川を挟んだ右側には岩手日報など新聞社、テレビ局などマスコミ各社、盛岡市役所などがある。
通りを挟んだ右隣は旧盛岡銀行本店。堂々たる赤レンガの建物は東京駅丸の内口のレンガ舎を設計した辰野金吾氏の作品。明治44年(1911年)に完成した国指定の有形文化財。

明治、大正の歴史を守りつつ、文化、政治の中心地として活動するここには、もう一つすごいドラマがあった。
この時期、中津川を上がってくるサケの産卵だ。
サケの夫婦が長い道のりをヨレヨレになりながら泳いできて、ちょうどプラザのあたりでメスが卵を産み、オスが精子をかけ、その後、夫婦は息絶えるそうだ。
今ちょうど人生を閉じたサケの死体がチラホラ見える時期。
市民の方々が中の橋の欄干からその様子をご覧になっていた。

さらに市民は死んだサケをかってに持ち帰って食べることは禁止されている。
これはカラスのエサとなり天命をまっとうさせるため。
これぞ自然の摂理、リサイクル。生き物の壮大なドラマ。
生死の実感を液晶モニターでしか知ることのない子どもたちにいい社会科教育になりますね、と言うと、その通りで、毎年、小学生たちがここからサケの稚魚を放すとのこと。
その赤ん坊サケが4,5年たつとまた川を上ってくる。
なんか、こういう命のサイクルを身近に感じることができる場所に住みたくなった。

さて、会場はこじんまりとした空間に小さい舞台とスクリーン。しかしAV設備は完備している。
本作品にぴったりのホールだった。
主催者の皆さんの奮闘で新聞、タウン誌などに掲載していただいたこともあり満席にちかい状態。
朝からの雨もお昼には止み、青空がみえる土曜日。それもあって当日券20枚もでたそうだ。

会場に取材にみえた岩手日報の記者からインタビュー受けたので新聞にのるかもしれない。
楽しみに待っていよう。

盛岡駅にセンター長のお迎えを受け、帰りは副センター長の軽いハンドル裁きで盛岡まで送っていただいた。なんかVIP扱いで恐縮しっぱなし。
センター一丸となって女性の問題に取り組み、市民とのコミュニケーションをとりながらハツラツ、てきぱきと活動を続けるもりおか女性センターのスタッフ皆様、ありがとうございました。

今、気が付いたが、昨夜、戻って夜遅く食べた夕食はサケの焼いたのと、納豆に、ナスの漬物にビール。
人生のドラマなどと書きながら、サケの切り身をガツガツ食べました。

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