2016年01月
2016年01月22日
土木学会イブニングシアターで講演
1月20日に土木学会が定期的に開いてるイブニングシアター。
土木関係映画の上映会で、今回は3本のうち、『人をたすけ国をつくったお坊さんたち』『水とたたかった戦国の武将たち』(製作虫プロ)の2本が私の演出だったので講演を頼まれた。

土木のこと詳しくないですけど、と遠慮したが映画のことでいいです、とのことでお引き受けしていってまいりました。
お客様は80名くらい。
会場は中央大学後楽園キャンパス。うーん、東京生まれ東京育ちの私ですが変わりましたね
後楽園の周囲は、薄暗くて、あまり行かなかったのですが、中央大学側の通りはおしゃれな学生街に変身
飲食店が道路にもテーブルだして、外国みたい。
中央大学の校舎も近代的、キャンパスにベンチやちょっとしたライブができそうな空間がある。
昔そんなの作ったらたちまち全学集会とか、デモ集合場所になるからつぶされていたのに。
その5号館3階で上映
10年以上前の作品を久し振りに見て、自分も若かったなあと思った。
『お坊さん』の話は干ばつで苦しむ伊丹台地にため池を作り、人々の暮らしを豊かにした行基をアニメで描いた作品。
『戦国武将』の話は暴れ川の洪水から領民を守るために作戦を練り、土木工事を行って見事川を制した武田信玄の話
兵庫県伊丹の昆陽池や奈良の大仏、山梨県の竜王町など全国をロケして作ったのを思い出した。
撮影は夏で暑かったこと!こうして作品が残るのは幸せなことですね
2016年01月07日
映画と恋とウッディ・アレン、建築学概論
『映画と恋とウッディ・アレン』は去年みた
ウッディといえば、ミア・ファローの書いた離婚の泥沼ドキュメント本を読んでいたのでとんでもないエロオヤジーー、と思っていた。、
これ観たら、どうなんだろう、彼には彼の苦悩があったのかな、と思った
彼が、まだ映画監督として名が出る前、すでに、マンハッタンでライブハウスで話芸を披露し、大人気だったことを知った。全部自分で脚本をかいて、演じていた、
日本でいう綾小路君麿みたいなのかな。
多彩でオタクで何をしても才能発揮
彼が女優で才能ある美人の奥さんがいるのに、養子の韓国少女に手を出して、エッチな写真をとって、という行為がわからなくもない
気が強く、白黒はっきりいい、プライド高い西洋女性が厭になったのかも
いま80歳を超えた彼が面白い作品を作り続け、その少女だった女性とも結婚してうまくいってるらしい
すべてが彼のようには生きられないけど、きっとお金のほかに、ウッディにはなにか女性をひきつける魅力があるのかも。プライドをへし折られたミア・ファローもいい女優として復帰してる
『建築学概論』

『復活』で双子の兄弟を二役やったオム君、演技力がすごい
主演のオム・テウンは韓国の俳優では一番いい。
テレビドラマ『復活』をみて、なんていい男だろう!と思ったが、そのあと映画館で観た『私たちの生涯最高の瞬間』のバレーボールコーチ役は、彼だと気が付かなかったほど地味。キムタクと反対で、どんな役をやっても、オム・テウンがやってると思わせないところが役者として素晴らしい。
『建築学概論』は役者もカメラもシナリオも青春映画の王道をいっていて、安定して感動できた。
あああ、巧みな構成。すべての小物が後のストーリーの伏せんとなっているよ
彼の少年時代の男の子、東山君にしか見えなかったけど、それなりにハンサム
でもやっぱり成長したオムさんの魅力には勝てない
この純情さって、日本の男にないのかしら、あるけど、出会わなかっただけかな
曖昧な気持ちで新妻とニューヨークへ旅立つんだわね。
てっきり、元カノのところに戻ってくると思ったけど
この曖昧さがしゃくにさわるけど、にくい。でも彼は必ずチェジュ島に戻ってくると思います、それまで待ってます
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