2015年10月

2015年10月26日

サバイバー ドリームハウス ジャッカルの日 ヒットパレード

ここ数日みた映画のまとめをしとかないと忘れてしまいそうなので。すでに忘れてしまった映画もあるけど…。

サバイバー (ネタバレ、まだ見てない人は読まないでね)
話にスピード感があって、素晴らしい技術だなあ、これが映画館でみる臨場感かあ
と思いつつ見ていた。話がややこしいようで、終わってみると実に単純
あまり、何かが残るという映画ではないような。主人公はいつも死なず、ニューヨークまで
行きついちゃうんです。
ファーストシーンは砂漠。米国とテロリストの戦闘シーン。
米軍ヘリが攻撃を受け墜落、生き残った二人の兵士のうち、どちらを殺すかと敵が相談。結局二人は灯油をかけられて、一人が火をつけられてしまった
テロリスト側の指導者はなぜ二人のうち、一人を生き残らせたか
「あいつは使えるから」という言葉を吐く
これがずーとつながっていくのだが、もったいぶったストーリーだての割に、単純ストーリーでちょっと
がっかりもの。

ドリームハウス
007のダニエル・クレイブ様がレイチェル・ワイドと共演というので興味をもった
二人はこの映画がきっかけて結婚したんですって。もう、ゼロゼロナインたら!
夢に見た独立、編集者から作家に転身を決意して会社を辞め、家を購入し
美しいレイチェルとかわいいさかりの娘二人が待つ郊外のマイホームへ帰るダニエル。
夢が全部かなった!幸せな作家生活の始まり。
だが夢のマイホームでへんなことがおこりーーご近所からこの家の住民が実は5年前に皆殺しにあったことを知る
犯人は夫、夫は頭に拳銃をぶち込まれ瀕死の重傷だったが
一命をとりとめ、記憶障害、精神疾患で入院していることがわかってきた
そしてーー「シックスセンス」を見た人ならわかるでしょう。

ジャッカルの日
これはもう名作中の名作だわ。何度見たことか。その昔、映画館で観たことを覚えているし
だいぶ前、テレビでもみた。リメイクも見たが、やはりオリジナルのこっちの方が断然面白い!
当時のフランスパリがでてきたのもよかった。前観た時はパリは想像の世界だったが
いまは、行って。映画にでてくるところをみてまわった後だからよけい興味をひく。
まあ、本筋と離れてしまったが、とにかくドゴールを狙撃するために選ばれた男は凄い腕。
暗殺に使う銃から、銃のケース(バラして松葉つえに中に忍ばせた)、暗殺のための狙う部屋の下見
そりゃ、大金で引き受けた仕事だから当然だが、あらゆる準備をして演説する日を待つ。
ノートルダム寺院の前が演説場所だったと思う。
交通規制の中、松葉づえにくたびれた服、胸にな古道具屋でかった勲章。
「そこの家に帰るんだ、通してくれ」と警官に頼む
警官もこの白髪頭の片足のないおじいさんが、手配写真にある金髪の殺し屋だとは気が付かない、そしてーー。

ヒットパレード
これ楽しかった。1948年作品。本当にすごい映画、なにがって話も面白いけど
スタッフや登場人物が必見。
監督はハワード・ホークス、脚本がビリー・ワイルダーとトーマス・モンロー、
登場人物は真面目な顔がおかしいダニー・ケイ、セクシー美人のヴァージニア・メイヨ
特別出演がなんとジャズ音楽界の一流メンバーである、ベニイ・グッドマン、トミイ・ドオシイ、ルイ・アームストロング、ライオネル・ハンプトン、チャアリイ・バアネット、メル・パウエル(みんな若い!)
ドラムのハンサムな人は誰だったのかな、ジーン・クルーパーかなあ??
とくにベニーグッドマンがクラシックのクラリネット奏者役でたくさん出ていて、ジャズの面々と共演するところ。
クラシック演奏が、途中からジャズ調になるが、なんてうまいクラリネットーーと聞き惚れていたら、
なんと若いころのベニー・グッドマン本人でした!
後半は若い二人の思いがけない恋のどたばたもあってーー。
それもあるが、父がドラム奏者で映画にでているバンドマンたちと同じか少し上の年代だから、きっとこの映画をリアルタイムで何回もみたんだろうなあ、と思ったら、父がそばにいる気になった。
年甲斐もなく恋しくなってしまった(もうあの世へいってしまったけど)
映画の力ってこういう時に感じますねえ





totoebi01 at 01:27|Permalink映画や読書の感想