2013年07月
2013年07月12日
Feral Cat Coalition of OregonのHPに紹介されました

セブンイレブン前のベンチに広告がーなんと交渉しにいって無料にしてくださったとか
オレゴン州ポートランドから帰国したとたん、東京はうだるような暑さ!
滞在中は想像以上に肌寒く、あわてて現地のアウトレットでコロンビアの上着をかった(14歳の子供用)ぐらいでした。
ところで、お世話になったオレゴンの猫専門民間シェルターFCCOのHPを開いたら、さっそく私達の取材が、写真入りで紹介されていました。なんか嬉しい!少し下にクリックしていくと出てきます

FCCOは民間の寄付で移動式手術車ももっている 左カレンさん、右は専属の獣医さん

この日、朝7時からつぎつぎとノラ猫さんが運び込まれ、38匹の猫の手術を行った
この施設を紹介してくださったのは、私の最初の長編ドキュメンタリー映画「ニューヨークで暮らしています 彼女たちがここにいる理由」で取材させていただいたクロキナツミさん。彼女はいま、ポートランドに在住で、ひどく手のかかる猫と暮らしている。(彼女の言葉、実際にそのヒマラヤンにあったがチャーミングな猫だった)。
教えていただいた施設FCCOにコンタクトをとると、映画の製作意図にとても賛同してくださり、どうぞ取材に来てくださいとのお返事をいただき、若い獣医さんとともに訪問した。

左から二人目がカレンさん、寄付集めも彼女の仕事
エグゼクティブディレクターのKarenさんが、取材のコーディネートをしてくださり、撮影にも付き添って世話をしてくださった。
おかげで民間だけなくマルトノマ郡(滝で有名)が運営管理している動物保護施設の取材と、責任者のインタビューもとれた。こちらは寄付でなく行政なので税金で運営しており、日本の動物愛護相談センターにあたる。

案内してくださったアンさん

違いといえば、行政担当者が動物のプロで、10年以上交代しない。なので、立ち上げた保護プロジェクトをみとどけられること、
火曜から日曜まで里親希望者に施設を開放し、月曜が休みであること。仕事してる人も家族で猫や犬を探しにこれます。
また、積極的に民間のどうぶつ病院やFCCOのようなTNR活動を行う民間グループと連携をし、いかに殺処分をゼロにするか戦っていた。実はここも昔はたくさんの犬猫の殺処分をしていたそうだ。
さらに今年の4月からは生まれたばかりの仔猫、仔犬の乳母ボランティア制も決めたそうだ。
日本だけでなく、ドイツ、アメリカでも猫のボランティアさんや活動している方々に大変お世話になった。
さて、つぎは素材を整理して、編集の準備、取り残しチェックーーちょっとプレシャーもありますが、暑さに負けずインデペンデンツにしかできないような?ドキュメンタリー(といっても私はシリアスで社会を告発!のような映画は苦手、どちらかというと教育的なもの)になりますが)にしたいと思っています。
totoebi01 at 11:51|Permalink│みんな生きている飼い主のいない猫