2012年02月

2012年02月13日

「光の旅人K-PAX」「バンク・ジョブ」「摩天楼を夢見て」

この3本面白かった。
「光の旅人」のジェフ・ブリッジス最高。彼の作品はどれもすきだけれど、この精神科医は知的で男っぽくて、体が大きくて(これ映画に関係ないかな)最高。彼の作品では「恋のゆくえ」「マンハッタンラプソディ」が大好きで何度もみたけど、これはぐっと男になった彼の魅力がでていた。ケビン・スペイシーは演技は素晴らしいけどアクが強すぎて好きになれない(まあ、彼はなんとも思ってないでしょうけど)。
「バンク・ジョブ」文句なく面白い。これ実話ですってねえ。主演の少し髪の薄いジェイソン・ステイサムはいいですねえ。あとイギリス映画のアクション、スリラー映画にはこういう楽しくて、おかしくて、胸がすっとする映画があるんですねえ。
「摩天楼を夢見て」これ、パーキンソン病と戦っているマイケルJフォックスが主演したアレ系のマンハッタンがふんだんに出てくるのかと思ったら、なんとしっかりした室内劇。しかも出てくる役者がおっさんばかり。ジャックレモン、エドハリス、ケビンスペイシー、アルパチーノ。すごい渋めの演技派が勢ぞろい。ここにダスティホフマンとかショーンペンが加わったら怖い。不動産セールスマンの話だけど、会話でどんどんひきつけて行くので、終りまでみてしまった。舞台が不動産事務所とその事務所の前の通りと、不動産を売りにいった家と近くのレストランくらい。ロケ費がかからなくていい。

totoebi01 at 21:24|Permalink映画や読書の感想 

2012年02月11日

「シェルター」「シェリーベイビイ」「突然の訪問者」「スズメバチ」

仕事でほとんど映画をみてなかったせいか、つまらなくて途中でとめたのもあるけどこの4本は面白かった。

「シェルター」はジュリアンムーア主演。「羊飼いの沈黙」と1900年初頭のアメリカ原住民の呪いを組み合わせてサスペンスに作り上げている。普通に面白かった。
「シェリーベイビイ」はギレンホール(女性の方)の演技が光っていた。最後のほうで、だんだん彼女の崩れた生活の原因がわかってきて、それがありきたりだったので、ちょっと興ざめしたが、弟に、子どもの養育ははっきりお願いするところは泣けた。
「突然の訪問者」はオーストラリアの名匠ピーターウェラー監督作品。すごく小規模だけど、シナリオが素晴らしく、主人公女性の心理がわかるわかるーーと。こういう映画が作れる国、監督はやっぱりすごいと思う。
「スズメバチ」これは文句なく面白い。とくに、三つ巴になって撃ち合う前半は笑ってしまった。またきちんと女性と男性の気持ちを平等に書いてるように思った。出てくる女性が単に強いだけでなく、女性同士の連帯や苦しみを分かち合う部分が描かれてあった。フランスのアクションていいなあ。

totoebi01 at 13:11|Permalink映画や読書の感想 

2012年02月10日

TVデジタルと映画

我が家一帯は厚生労働省の研究所や計算機ビルが近くにあり、電波障害でNHKが見ずらく、厚生労働省がアンテナをたてて電波管理をしてくださっていた。ところがデジタル化となり、もう一括管理は終わりました、ご自分でアンテナ立てるなりJ-comなり、ヒカリなりにお入りください、と言ってきた。もしかしたら前もってお知らせがはいっていたかもしれないけれど、お隣さんたちも慌ててどうしよう、テレビが見れなくなる!と大騒ぎ。その中にはデジタルってなに?という高齢者一人暮らしのお家が2件ある。もう少し丁寧なお知らせをくれてもよさそうなものなのに。

で、我が家は昨年の11月?でしたかデジタル化になって以来、地上波だけのテレビで過ごしてきた。まあ、インターネット中心で、テレビはニュースを見るだけだからいいか、とほっておいたが、突然3月ごろまでで見れなくなりますよーーと業者さんが回ってきたのだ。で、昨日からJ-comの一番安い見放題パックに加入した。どれでも選べるので、FOXと思ったが、イマジカフィルムというのがあり、みたら、オンデマンドで映画を選んで観れるので「これだ」と思って選んだ。

前置きがながーーくなったが、今日から観るぞーーー。ここシネマノートに感想を載せます。といってもいま、シネマジャーナルの編集が佳境に達して、原稿修正したり、あれこれあるので、書けたらということで。映画のラインナップ見てるだけでも楽しくなってくる。

totoebi01 at 09:51|Permalink映画や読書の感想