2009年12月

2009年12月27日

NYの記事紹介

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12月17日、帰国しました。3年ぶりのニューヨーク、上映会以外の日はブルックリンを拠点にいろいろ歩きました。クリスマスツリーで有名なロックフェラーの周りにはためく旗は、今年は星条旗でなく金と銀のサテンのような薄い布地の旗でした。クリスマスシーズンに来たのは3度目ですが、初めてみました。

ところで、今回はパソコンをもっていったのですが、本当に助かりました。メールも日本と同じアドレスでできるように息子が設定してくれたので、日本からの連絡もスムーズ。ニューヨークからシネマジャーナルのウエブ記事を送ることができ、なんて便利!と驚きました。それに美術館、博物館の最新情報がウエブでわかるので、行ったらしまってた!なんてこともありませんでしたし、また路線地図や建物の外形を確認できて方向に弱い私でも、交通機関で迷子になることがありませんでした。

嬉しかったことの一つにアメリカのシニア料金が62歳ということ。これも宿で検索していて知りました!おかげで自由の女神の観光船も、ホイットニー美術館、ニューヨーク市博物館、ブルックリン美術館も大人の3分の2、または半額ぐらいで入館できたんですよ。
ホイットニー美術館といえば、世界で最初の女性監督アリス・ギーの回顧展をしていたので、観に行きました。無声映画です。ただ始まる時間がチラシと上映場所に張り出してあるのと違うので20分ほど待ちました。皆じっと待っているんです。上映係りを探しにいったりした自分てバカみたい。根がせっかちなんです。

上映会の記事がのったフリーペーパーを、NYの友人が取っておいてくれたので持ち帰り、やっとアップしました。もうひとつ、上映会の数日後にインタビューを受けた記事は今週ぐらいに掲載されるようです。

写真 上「週刊NY生活」 中「よみタイム」 下左「ジャピオン」 右「Daily Sun」
カラー写真はクリスマスデコレーションで有名な、ブルックリンのエリア。遊園地のようなデコレーションが続きます、その一軒の飾りです。頑張ってますねー。

2009年12月09日

満員御礼!NY上映会

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本当に満員でした!ミレニアムに、こんな大勢の人が座るのをみたのははじめて、とNYの日系の新聞記者がおっしゃってたくらい。3時開場なのに、なんと1時30分には私のインタビュー記事の切り抜きをもったお客様が集まりはじめ、支配人のハワード氏が心配して2時に地階へのドアをあけてくださった。終了後のQ&Aも盛り上がり、どんどん手があがりました。「あの時代に留学し、博士号をとるなんて信じられない信じられない信じられない」と繰り返されたご年配のお客様の言葉が印象的でした。

定員100名の会場でオーバーしたら帰っていただくことになっていたので、それが心配。どんどんなくなっていく番号付きチケット。99枚でとまり1枚のこりました。絶妙の数でしょ。本も完売。子供さんが4名いたけど、数にはいってないから実際は…。終了後は拍手までおこり、みんなが大成功ね!と言ってくださったのがうれしかったです。

場所探しから、英字幕の張り直し、リージョン0のDVDにしたが、本当にNYのプロジェクターに映るのか心配で、出発前日にかからなかった場合の予備にDVに書きだし(ミレニアムはDVテープ)たり、到着した翌日、時差ぼけの頭のまま届けに行ったこと。雨の日の前日打ち合わせ。そして、当日、大正時代の着物で受付をしてくれた恵美さんとその友人たち。それだけで、鶴子さんの生きた時代が近く感じられた、と大好評でした。またお客様をてきぱきさばき、お金の管理をしてくださったその子さん。通訳と、英語チェック、それにミレニアムスタッフと私の間で奔走し、全体のアドバイスをくれたレイコさん。みんな小さな子供を抱えながら連日動いてくださいました。

倉西正武先生と孫の渡辺福子さん、版画家の作山さん、コロンビア大CVStarr東亜図書館の野口さん、まだまだ劇場探しにお世話になった皆様がこぞって出席してくださったと思います。また、ミレニアムで作品展を控えた、あの飯村隆彦氏も見に来てくださいました。

本当に大変でしたが、これで一区切りついた感じ。もちろん、これからも作品を大切にして、上映を続けていくつもりですが、なんといっても鶴子さんが愛してやまなかったニューヨークでこんなにたくさんの人が彼女の存在を知ってくださったのが嬉しいです。天国のお嬢様の早百合さんもきっと喜んでくださっていると思います。

写真 (上)上映会Q&A (下)中央 手伝って下さった友人たちと 左 ポスターの前で


2009年12月07日

本日上映会 晴天です!

12月2日にニューヨークに到着以来、あっというまに本日6日になりました。お手伝いいただくスタッフの方と打ち合わせしたり、劇場下見したり、その合間に観光もしたりで、最初から少し飛ばしすぎたせいか、昨日、マンハッタンは雪、私のいるブルックリンも冷たいみぞれ交じりの雨で…。アスタープレイスのキンコーズでプログラムをコピーし、レイコさんとMillenniumで打ち合わせのあと、宿にもどってぐっすり寝てしまいました。やはり、寒さと年には勝てないわ。

朝起きたら、なんと明るい日差し、晴天です。チケット、「楽しき思いで」の本、冒頭挨拶の英語文の見直し(英語が自由にしゃべりたいーーー)、カメラ、もろもろ、タクシーの手配はお願いしたし。やっとブログを書く時間がもてたところです。

忘れないうちに、上映日までの日をアップさせてください。
12/2到着、エアトレインとロングアイランド鉄道でブルックリンの宿へ。途中、工事でエレベーターがとまっていて「この荷物どうしてくれるのおお」としょぼんとしていら工事のおじさんが特別鍵を持ってきて動かしてくれました。地上に上がったらそこは、工事のど真ん中。ここどこ??と立っていたら、さっさと工事の柵の外にでなさいよ、とおじさんたちに注意されガタガタ旅行鞄をおして、道路にでました。さっそく、ミレニアムをあたってくれたレイコさんに連絡、当日お手伝いしてくださるみんなに到到着を知らせる。

12/3は午前中、国連ツアーに参加し、アメリカ人と中を見て回りました。アジア人はいませんでした。その足でコロンビア大学へ向かい倉西博士とお孫さんに挨拶、上映会に出席してくださるとのこと。夜はジュニアというチーズケーキのおいしい、古き良き50年代の趣のあるアメリカンフーズの店へ、ブルックり在住のアーティストの方に連れて行っていただきました。あとで、ここが「セックスアンドザシティ」の映画版1のラストシーンで4名が再会したときのお店であることをしり、びっくり。

12/4,メイシーズでビジター1割引きの用紙をもらい、安い装飾品を買い、その足で、バッテリーパークへ行き、観光船で自由の女神とエリス島博物館を見て回りました。観光船は本作品の撮影で何度も乗って往復したのですが、上陸したのは初めて。だけど、寒くなってきたので後ろ姿を見ただけでエリス島へ行く船をまつ。長すぎ。寒いのでマスクをしたら、まわりがじろじろ見るのでやな感じ。やっときた船にのってエリス島へ。エリス島の移民博物館はいいと聞いていたので、ゆっくり見てまわり、マンハッタンにもどったのが6時近く、そのあと、日本人女性監督で、今回お世話になったレイコさんのアパートで夕食をごちそうになりました。

12/5は上映会の準備でキンコーズへ走り、午後はレイコさんとミレニアムで最終打ち合わせ。みぞれ交じりの寒い日だったので、打ち合わせのあとは宿に帰り、疲れて寝ていました…。
本日上映会が終了すると、一段落しますので写真もアップしたいなあ、と考えています。
皆様の協力でここまでこれたのだなあ、としみじみ感謝の気持ちでいっぱいです。

何人お客様がいらっしゃるか、どきどきです。