2009年10月

2009年10月31日

高崎郷土史会の上映会

「歴史のレクリエム 原口鶴子をめぐって」と題して、11月8日(日)13:15より高崎市中央公民館で上映会と講演会が開催される。この公民館は県立高崎女子高等学校が創設された時の校舎だった建物。鶴子さんは第一回生なので、ここに通っていたはず!ゆかりの建物で上映会ができるとは、本当にすごいことだ。

今年の4月、高崎映画祭の開催中、元高崎経済大学学長の高階勇輔先生がご挨拶にみえた。
先生は前から授業で郷土の素晴らしい女性、原口鶴子さんについて話していたが、100年前の女性ということもあり、いま一つ、鶴子さんの偉業が伝わらなかったが、映画が出来たということで飛んできました、とのこと。

それからのご縁で、先生が主宰する郷土史会で上映会をすることになった。
一部は映画上映、二部は先生が郷土史からみた原口鶴子のさんについて、貴重な史料をもとに、お話をしてくださるそうだ。
私は、残念なことに同日、仕事があり出席できないが、いくつもの新聞や地域誌に紹介されたので、きっと多くの人が集まると思う。

また高崎郷土史会の上映会担当者のご努力で、高崎文化協会、高崎女子高等学校同窓会も後援してくださることになった。ぜひ、近隣の皆様、ご参加ください。
高崎映画祭で好評だった「原口鶴子写真展」をその1日だけ行います。
あわせてご覧いただけると嬉しいです。


2009年10月16日

英語字幕の修正

東京国際女性映画祭での上映が決ったとき、英訳を頼んで、時間が少なかったので自分で英語字幕をつけた。以来、ちゃんとタイミングがあっているのか、出来てきた英訳をコピー&ペーストでつけたが、一部自分でうった部分に誤字はないか心配だった。12月にニューヨークで上映するのを機に、専門家にみていただいたら、やはりタイミングがずれていたり、インタビューでしゃべっているのに字幕がないなどいくつかあったので、字幕を付け直すことにした。

日本語版の上に単純に英語字幕をつけていたが、せっかくやり直すなら、日本語英語字幕で画面がぐちゃぐたにならないように日本語スーパーをはずした白マザーに英語字幕をつけようと決め、白マザーつくりを朝からしていた。白マザーはたしか、あったのだが、3年のうちに素材を整理したときどこかへ捨ててしまった。いかに管理能力がないかああ。ただ、ブロックごとの白AVIがでてきたので、日本語字幕がのっているシーンだけ入れ替えればいい。で、作業はもうすぐ終わる。これをDVCAMに書き出して出来上がりなのだが、これがリアルタイムの時間がかかる上、うまくいかないときもあり大変だ。それから、これまでこの作品を何十回と観たが、いつもひっかかるところが4ケ所くらいあった。それも合わせて修正したら4分縮まって91分になった。これで完璧。DVD化する上でもこの作業をしなければ、と思ってきたが、これで気分がすっきりした。