2009年04月

2009年04月21日

公開から1年そして5月はKAVCで!

昨日のブログはちょっとアクシデントがありせっかく書いたものが消えてしまったので気をとりなおして…
昨年4月にポレポレ東中野で劇場公開されて、はや1年、この1年ほど日本中を走り回った(ちょっとオーバーかもしれませんが)年はない。
群馬県渋川市、富岡市、高崎市、横浜、名古屋、京都、神戸、大阪、伊丹、福島喜多方、岩手盛岡、札幌、埼玉、宇都宮、滋賀の近江八幡…映画を作ったことで、こんなにいろいろな人と出会い、日本各地を訪れ、新聞、ラジオ、テレビのインタビューにでたりできた。


自分でも、もちろん、手が腱鞘炎になるほど上映案内、プレスリリース、宛名を書き続けた。いまでも、まだお礼や、案内を出さないといけないところがあるが、やることがたくさんあって間に合わない。それでも達成感があるのは、やっただけのことが十分に戻ってきているという喜びがあるからだろう。自主製作第一作目は手探りでつくり、同じくらい努力し、自主上映会もいろいろなところでやったが、あまり広がらなかった。(本作品ができたことで、第一作目のDVDも観てみたいと購入してくださった方が何人もいらした)こればかりは、作品の運というのもあるかもしれない。でも作り手としてはそういうことより「何をつくりたいか」の中身を第一に考えるのが大切ですが。

5月16日から神戸で劇場公開、6月6日東京、6月27日栃木足利市での上映会がありますが、高崎映画祭が終わり、いま、ちょっとほっと一息ついて、これからのことを考えたりしています。

神戸アートビレッジセンター5月16日~22日 16:35~
※19日(火)は休館です。初日舞台挨拶に参ります。


神戸は昔から海外との関係が深い人々が住んでいる。港町ということもあり、新しい文化、ジャズや映画がはいるのも早かったと聞いている。私の父はジャズのドラマーだったが、大正時代の末から昭和はじめにかけて神戸、大阪、京都を中心に音楽活動をしていた。母と知り合ったのも神戸だった。その後、昭和5、6年に活動を東京に移したが、一度、父と母がで出合うきっかけを作った大関汽船という船の会社について調べてみたいと考えていた。ぜひ、神戸で公開のときは舞台挨拶のあと、縁の地を歩いてみたいと思う。


花粉症も桜も終わりました1

花粉症はどうかなあ、まだ外へ出るときはマスクをしています。
ここ数日風のない、穏やかな暖かい日が続いているので、誘われるように外にでて、小さな庭ですが、知らない間に生えて、枯れた雑草の根を引き抜く作業をしています。
手袋に、マスク、割烹着…細かい虫が素手ですと刺すので。
一番しつこい根はシダ類。血管のように細く広く這っているので、周りをシャベルで掘り、手を差し込んで根の下から持ち上げるように抜くんです。ゴソっと土と一緒に取れるので、振って土を落とし袋に入れます。
本当にしぶとい根っこです。

ところで、これを書く前に20行ほど書きまして、どこかのキーにふれましたら全部消えてしまいました!あわてて、「編集」をクリックし、「元に戻る」を押そうとしましたが、ない!!!「元に戻る」がありません。どこかに隠れちゃったのかと思い探しましたがありません。
日常生活で半分は探し物している私ですが、とうとうブログの文章まで探すとは、イヤになります!
×を押せば、保存しますかどうか、の質問が出ると思い、押してみたら、あっさり画面がおわってしまったんです!あとは味気ないデスクトップ画面になりました  ショック!!!

1月から現在までの劇場公開について、高崎映画祭で観た映画「マグナム・フォト~世界を変える写真家たち~」「いのちの作法」「美しすぎる母」(母性の話かと持ったらぜんぜん)「ファニーゲームUSA」(ピアニストの監督作品です!ご想像つくでしょ!途中で席を立った人がいたとか、私が観たときはいませんでしたが)について、シネマジャーナルの原稿をさっきやっと送ったこととか、いろいろ書いたのに。
又書き出したら、草むしりしかわいてこない、後は明日以降にいたします。おやすみなさい。

2009年04月08日

高崎映画祭から戻りました!

イメージ 1

晴天、桜満開の高崎から戻りました。
3月28日~開幕した第23回高崎映画祭。
内外60本以上の映画が3ヶ所の会場で一挙に上映されています。
4月6、7日は本作品が高崎シティギャラリーで上映されました。


会場に着くと、まだ30分前というのにロビーは人でいっぱい。
その一角のパーティションでは「原口鶴子写真展」。熱心にお客様が写真をみている。
我が家のプリンターでせっせとA4に拡大し、キャプションをつくった17枚の写真だが、どれも、写真そのものが珍しい時代に、専門家によって撮影されたものばかりなので、並べると迫力がある。

嬉しいことに、鶴子さんが群馬県出身ということもあり、読売新聞や上毛新聞、ラジオ高崎、また富岡市の広報やぐんま朝日、地域誌など多くのメディアが作品を取り上げてくださいました。
ラジオ深夜便が放送された1月からずーと待っていたお客様も。
アンケートを読むと、東京、神奈川からも来てくださっていました。
(夜も遅いので続きは明日以降に)
みなさん、がんばってくださいーーい。
高崎映画祭は4月12日までやっています。

写真説明:会場となった高崎市シティギャラリーで。開場前のロビーはお客さまでいっぱい。
下の左は映画祭スタッフの皆さん(前例左は映画祭事務局の小林さん--シネマテークたかさき副支配人--、同中央は映画祭総合ディレクターの志尾さん--シネマテークたかさき支配人--)
下の右は志尾さんと小林さんと。持っている花束は高崎女子高等学校から日本女子大に進まれた(鶴子さんと同じコース)お客様からいただいたものです。


2009年04月04日

札幌 蠍座で公開中!

いま札幌で公開中です。
2週間、1日2回公開ははじめてなので責任重大です。

初日が東京での上映会と重なっていたので2週目の初日に挨拶へいこうかと考えていたのですが、映画館の方針でイベント的なことはないとのこと。
支配人さんと話し合って、東京からできること、後方支援というか、とにかく札幌で上映することを知っていただくことが大事なので、思いつくあらゆる機関、知り合い、ラジオ深夜便のリスナーさん、シネジャスタッフの親戚(札幌出身のスタッフがいたんです!)などなどに資料を送った。

公開が始まった24日から、札幌の天気が気になってみていると、雪、寒気、大雪と毎日大荒れ。
どうなっちゃうのだろう…と気が気でなかったが、1週目が終わったころ、「楽しき思い出」の追加注文がきたので、お客様がゼロということはなかったんだあ…とちょっと安心しました。

蠍座は、支配人が発行している機関誌が人気だそうだ(ウエブ情報)。とても面白いらしい。それで、機関誌の購読者で、ここで上映するから観るという固定客がたくさんいる。

ここは支配人さんが映画宣伝会社を脱サラしてはじめた映画館。50席のこじんまりとした綺麗な名画座。ここまで軌道にのせるのは並みの努力ではなかったと思いますが、開館して10年以上たっている。こういう映画館のあり方もあるのだ、と勉強になったとともに、作り手として励みにもなっています。


蠍(さそり)座 札幌市北区北9条西3 タカノビルB1F 電話011-758-0501
3月24日(火)~4月6日(月)①10:45 ②16:50
一般800円 中高大700円 シニア700円

公開は4月6日(月)までです。お見逃しのないように!
札幌の皆様、これを機会にぜひ、これからも蠍座へ足を運んでくださいね。