2008年06月
2008年06月09日
名古屋大学、京都上映会、横浜J&B公開
6/6名古屋大学上映会
新幹線で名古屋へ。
昼の部の予約は満員御礼。
担当の男女共同参画室の先生方が準備に走り回ってる。
私は服を着替えて、ボサボサ頭を撫で付けて…
野依記念物質科学研究館の上映教室は、階段式の上等なミニシアター。
最新のAV機器がそろい、特に音がクリアで素晴らしかった。
周りが分厚いコンクリートで防音もばっちり、外の音が全然聞こえない。
女子学生支援のための上映という意味もあり、女性が研究を続けるための支えについて
話していたら、支離滅裂に…では自分は何が支えで、こんな因果な仕事を…と考える
結構、子どもの頃から褒められるのが好きだった。
それかな?
名古屋大学での上映を企画してくださった男女共同参画室の先生、そして女性研究者の皆様、
準備、チラシその他、本当にありがとうございました。
同じ日、公開劇場の横浜・シネマ・ジャック&べティが最終日。
前日の木曜日に、ご挨拶に再びいったら、初日と同じくらい混んでいた。
お父様のお仕事の関係でニューヨークで生まれ、日本女子大を卒業された78歳の女性が
生まれた時の写真や、ブルックリン橋をバックに写したステキなご両親の
写真などを、わざわざ劇場に持ってきて見せてくださった。
このモダンな洋装のお母様は、30代で結核で亡くなられたとのこと。
母の面影を残すニューヨーク、鶴子さんの映画を知ってとにかく劇場を探して
やってきたとのこと。ありがたいですね。
6/7京都市男女共同参画センター 上映会
名古屋に1泊して京都へ。こちらも嬉しいことにチケット完売の満員御礼。
嬉しいどころか、何か不測の事態になったらと担当者の方々は緊張されている。
というのも、当日券を買いにいらしたお客さまが、席はありませんでした、では
申し訳ない…幸い、このウィングス京都は素晴らしいミニシアターを備えている。
もしも、ホールが満員でもミニシアターにご案内して、ご覧になっていただくということに。
事実、私の友人はチケットが売り切れなので当日券を目当てにやってきて、
ミニシアターに案内されたとか
で、またここがアタリ!素晴らしいAV環境、映像も音もよく、しかもゆったり観れたとのこと。
階段状のホールはピンクの椅子で、どこから観ても人の頭が気にならない。
事前に熱心な映写技師さんとスクリーンサイズや色を検討。
DVD上映ということもあり、画面を少しタイトにしたら、気持ちかもしれないが、画面が引き締まった。
230席に加え、消防署に申請して補助席50の280席びっしり詰まった客席は壮観だ。
眺めていたらこみ上げるものが。
質問タイムではご年配の方に混じって若いジーンズ姿の男性(息子ぐらいかな)二人が手を上げた。
二人とも感動したとのこと。
「ドラマとかインタビューとか、鶴子さんをテーマにパターンを変えてもう1本作ったらどうですか」
<いま頭が空っぽで次の作品までは考えられない、上映活動で手一杯です>
「映画を勉強しています。5本作りましたが満足はしていません。この作品をつくり満足ですか」
<満足してるかどうか、とにかく作ってよかったと心から思っています>とお答えした。
様々な年代の市民の皆さんが集まってくださった。
男女共同参画センターの皆様、お招きくださって本当にありがとうございました。
昨年暮れから、私的には祭り状態が続いている。
少し自宅にこもり、落ち着いて家事をしながら気を引き締めよう。
2008年06月01日
シネマ・ジャック&ベティ公開中
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京都市男女共同参画センターウィングスセミナー上映会(6/7)は、満員御礼にてチケット御申込み
を〆切らせていただきました。当日券のみ先着順に販売いたします
数に限りがございますのでご了承ください。
なお、今秋、大阪・第七藝術劇場、京都・京都シネマで一般公開を予定しております。
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5月31日(土)初日を迎えた。
なんと雨が降る肌寒い日。風も吹き、昼なのに暗い。
お客様の出足が心配…。
映画館に着いたら、お客様が濡れた服をふきふき廊下のドア前から階段にかけて並んでいる。
支配人の方に挨拶して、ゲストの五大路子さんと喫茶店で短い打合せ。
ステキな花束をいただいた。
映画終了後、KさんとTさんと再会。
Kさんから「女性製作者にお願いしたい」とシリーズでビデオ製作をまかされたのは、十数年前。
テス企画にとって最初の大きなお仕事でした。
今回の横浜上映の資料を、神奈川県内にあるすべての女性施設にお送りした時、
偶然受け取ったのが彼女。
「あのイズミさんだ!」
すぐにご連絡をいただき、再会となりました。
本当に懐かしい。
Kさん、同僚のTさん、そして私が仕事をやめずに続けていたことを喜び合う。
女性にとって、大きなチャンスを下さる方と出会うことがいかに大切か。
鶴子さんもそうですが、この映画を作ってみてつくづく感じるところです。
6月1日、2日目の今日は晴天!
映画の日ということもあり、初日同様、お客様でにぎわった。
挨拶後、客席で観たのですが、音が低くなると割れる感じするので技術の人に聞きに行くと、スピーカーの問題とのこと。
この映画館は昔のままに、映画の灯を消さないため工夫しながら続けている劇場。
スピーカーを買い換えるお金もままならないそうです。(確かに設備工事になりますからね)
その中で最善を尽くして上映してくださっていることがわかり納得。
最前列に視覚障害の方お二人と盲導犬、ご友人がお座りになっており、終了後、感動したとご感想をいただいた。
明日は、たまったデスクワークをまとめてやろう。
それで、ちょっと猫と遊んで、運動のためにお隣のワンちゃんと散歩、などなど。
嬉しいニュースが入りました。
明日(2日)発売の週刊誌「週刊ポスト」に、作家の有吉玉青さんがこの作品に関するエッセーを書いてくださっているそうです。
ありがとうございました。
明日さっそく書店で買って読みます!