2007年09月

2007年09月04日

9/2群馬県渋川市の上映会報告

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群馬よみうり新聞社タウン誌 2007/9/15掲載

この上映会は市の男女共生講座として企画されました。
トトエビは柄にもなく、講師もやりまして、本当に緊張しました!

女性の参政権もない時代に鶴子さんがこれほどの偉業をなしとげた陰には、彼女を世に出そうとチャンス作った男性たちがいた!。
なぜ女性でなく男性かというと、当時チャンスを作れたのは圧倒的に男性が多かったから。
既得権のある人がない人を支援するということは、何も見返りがない、得する事がないわけで、それはそれは非常に勇気がいることだったろうなあ、とお話しました。

その代表的男性が、鶴子さんのお父さん。娘たちの教育に全財産をつぎ込みました。
そして、日本女子大の恩師、心理学者の松本亦太郎先生。
松本先生は、鶴子さんだけでなく、日本国内で女性初の博士号を得た保井コノさん(昭和2年 植物学の研究)の指導もしました。
松本先生は、理系女性に勇気をあたえるだけでなく、社会的実績を得ることも教えてくれたのです。
二人の男性はともに群馬出身!
夫にするなら群馬県人を、と思いましたが、私はもう遅いニャー!

さて、会場となった渋川市北橘公民館の窓からの景色は最高。
中央に榛名山、右手に赤城山、左手は妙義山…裾野に広がる民家までよーーく見えるのです。
まるで自然のパノラマ。
ずーと都会の小さな仕事部屋で映画映画映画だったトトエビにとって、草津3号、草津6号の列車の旅と、美しい山並み(曇っており、晴れてる日はもっと素晴らしいとのことでしたが)は、癒しそのもの。

東京の試写会へ渋川市から娘さんと来てくださり、今度はご主人をお連れになって、また見に来てくださった奥様、日本女子大、高崎女子高の卒業生の皆様、また他市からも駆けつけて下った方、ありがとうございました。

トークになると、会場の男性からも手があがるなど、定員には満たなかったのですが、こじんまりとアットホームな上映会が出来ました。

そして、10月6日は富岡市の上映会です!。
富岡市役所の上映会担当の方も、参考のためと、ご来場されておりました。

渋川市役所のスタッフの皆様、本当にご苦労様でした。