2007年07月

2007年07月20日

7/17試写会満員御礼

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3回目の試写会も雨。どうもトトエビは試写会雨猫のようだニャ~。
そんな中、会場に入りきれないほどたくさんのお客様がお見えになりました。(写真下 最後部席まで埋まった会場)

前回、6月29日の試写では、はやばやと定員100名に達し、HPに、お申込み締め切りのお知らせを載せることができました。
でも、今回は2日前までお申込みが90名前後だったので、ちょっと欲を出し、当日のキャンセルも見込んでお断りの告知を出さなかったのですが…

当日、朝から、次々と電話がなりだし…あっというまに115名をこえて…。
ああ、本当に申し訳ない。
「10月の国際女性映画祭へいらしてくださいますか?」
「今日ご友人にお聞きになったのですか、すみません、もう定員にたっしてしまいまして…」
「会場でキャンセル待ちします」という熱心なお客様もいらした。

18:00開場、17:40ごろいつものごとくシネマジャーナルスタッフや、サポーターの方、次男などで受付の準備をしていたら、もう、「申込みしてないのですが…」と最初のお客様がいらした。
それから、続々とキャンセル待ちのお客様が。
整理番号をお渡しし、同じフロアのソファが在る場所をお教えした。

本当に、一時は会場に入りきらないのでは!と心配したが、前列に会場内の講師用の折りたたみ椅子(通路確保してあります、大丈夫です)を出してようやくお待ちのお客様に坐っていただくことがでいたのでした。

今回はシネジャを一緒に始めた佐藤さんが風邪を押して司会をしてくださりました(その後、寝込んでないかしら)。頼りになる景山さんもいらっしゃるし、なんかトトエビはリラックス。
ニューヨークでの強行スケジュールを耐え抜いたカメラマンの秋葉さんが同僚数人連れて現れた。
ドボルザークの曲を鶴子さんのイメージに合わせて編曲してくださった音楽担当の金子文郎さんの顔も。
そこで急きょ、スタッフ紹介(写真上)
さらに「小梅姐さん」という赤坂小梅さんの歌と一生を描いたドキュメントを完成したばかりの山本眸古監督(女性)も、お住いのある福岡へ帰る日をのばして試写にきてくださりました。

会場には大学の男女共同参画本部にたずさわる先生方、心理学の先生方、日本女子大学の卒業生の皆様、現役学生グループ、トトエビの女子中高時代の友人、主婦時代の友人、ニューヨークから駆けつけてくださった友人、早稲田の大先輩など…そしてHPや公共施設のポスターで知ったというお客様、東京在住の群馬県出身の方々、はるか富岡市からいらしてくださったご夫婦など…

鶴子さんの映画がどんどん広がっていくのを感じ、とても嬉しかったです。会場の詳しい様子はシネマジャーナルスタッフ日誌にも掲載しております。→http://www.cinemajournal.net/diary/index.html7月第3週目

上映後、たくさんの映画感想アンケートをいただきありがとうございました。その一部をご紹介しましょう
アンケートは「6/9完成披露試写」、「6/29試写会満員御礼」の記事にも感想を掲載しております。あわせてご覧くださいませ。



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♪今日は映画を拝見することができかんじること、考えることが多い時となりました。私は日本女子大の出身であり、高崎女子高校の出身でもあり、富岡市で生まれ育ちましたので案内を見ましたときより大変興味深く思いました。また、このような研究に励まれ、力強く人生を歩まれた方がいたことに驚きました。同郷、母校に鶴子さんのような方がいらしたということを誇らしく感じました。鶴子さんのようにとはいきませんが、私もに何か一生懸命取組み前向きに生きていきたいと思いました。(女性 20代 知人から)

♪原口鶴子さんは高崎女子高校、日本女子大学の先輩にあたります。こんなに偉大な方がいらっしゃることがわかり、そのご縁を嬉しく思いました。このような映画を製作してくださったことで私も鶴子さんと出会うことが出来ました、ありがとう御座いました。(女性 20代 中野ナイセス掲示板から)

♪私は原口鶴子さんに関することは何も知らなかったのですが、今日見させていただいて、原口鶴子さんの学問に対する熱意をとても感じました。同じ日本女子大で学ぶ者として、私ももっと頑張って勉強しなければならないと思いました。(女性 20代 知人から)

♪100年前という遠い昔とも言える時代にあれほど積極的に勉学に励めるというのはとても凄いことだと思います。きっと生きながらえたら、更に大きな業績を残せただろうと思いました。尊敬すべき人物でした。(女性 20代)

♪日本人女性初の心理学者の生涯についてさまざまな事を知ることが出来てよかったです。私はいまちょうど二十歳です。私が生まれる100年前に原口鶴子さんは留学して29歳という若さでこの世を去ったという事実がとても衝撃的でした。もう少しこの世に生きていたら様々な研究をなされただろうなと思いました。社会的に日本という国が世界に認知されていない時代に、学ぶ為にニューヨークに留学し成果を得た鶴子さんの生き方が素晴らしいと思いました。(女性 20代)

♪当時、日本ではまだ心理学というものは習い始めのようなものだったけど、鶴子は心理学を専攻し、米国へ渡って日本に心理学のたくさの功績を残したすごい心理学者だと思った。しかも女性初の心理学者で、自分の大学の先輩にあたるのもとても名誉あることだと思う。鶴子が米国について建物や人物、生活を語るところはノスタルジックで日本のよき時代をなぜか感じさせた。(女性 20代)

♪原口鶴子さんについてずいぶん詳しく調べたのだと思った。これだけ調べるのはたいへんだったのではないだろうか。もう少し原口鶴子さんの人柄のわかるエピソードがはいるとよかったなと感じた。
(女性20代)

♪現在、日本女子大学で心理学を学んでいるので、鶴子さんの後輩として、この映画を見て非常に感動しました。100年前の女性としては驚くほどの行動力を私も見習いたいと思います。(女性 20代)

♪感動的ですね。彼女のことをもっと知りたくなりました。また、もっとたくさんの人に見ていただきたいと思いました。鶴子さんのストーリーを纏めるのは本当にすごいお仕事だと思います。映像や音楽もきれいですね。スタッフの皆様お疲れ様でした。そしてありがとうござました。(女性 40代)

♪たいへん美しい映像が印象に残りました。原口鶴子さんのことは今までまったく存じ上げませんでしたので100年前に米国で博士号位を取得された日本人女性がいらしたことに驚きまた誇りに思いました。(女性40代)

♪貴重な資料と美しい映像をたいへん興味深く拝見しました。ありがとうございました。「楽しき思い出」はちょっとしたブームを呼んだ著作のように側聞しています。鶴子をきっかけに女子留学関連の雑誌記事なども多く出たとか。そのあたりをもっと知りたく思いました。(女性 30代)

♪私もNew Yorkに留学していましたので非常に当時を懐かしく思い出しました。監督の今後の作品に期待したいと思います。(男性 60代)

♪29年の生涯の中で濃縮した人生業績をはじめて知りました。過去を堀り起してのドキュメントの制作・労作が伝わってきます。ユーモレスクのメロディが時々に音色をかえて画とともに心に響きました。現在の恵まれた環境にある方たちの飛躍のきっかけになるといいですね。いい映画をありがとうございました。(70代)

♪まったく原口さんのことを存じ上げなかったのですが、ホームページで拝見させていただき、参加させていただきました。「こういう方がいらっしゃったんだ」と感激しています。ありがとうございました!
(男性 30代 HP)

♪穏やかな映像とともにしっかりと人生を歩んだ女性に出会えて嬉しかったです。乱筆失礼(50代)

♪本(※「原口鶴子 女性心理学者の先駆」)の内容が見事に再現された作品で鶴子が現代に甦って来たかのようです。感動しました。これをそのままドラマ化したらサクセスストーリーが出来上がると期待しておりますが、いかがでしょうか。群馬でも彼女が復活すればと、心より楽しみにしております。ありがとうございました!(男性 群馬県H.I.)

♪同じ群馬から、すごい女性がいることをしりびっくりしています。私も何かの発見になりそうな時間でした(女性 40代)

♪よくまとめてくださいました。放っておけば散逸してします貴重な資料をまとめて下さったことに敬服しております。群馬の絹産業の富が生かされた一例が原口鶴子の教育の資となったことを嬉しく思います。

♪人として生まれて、何が出来るのかが日々の課題の中、とてもうらやましく勉強になりました。こういう方の人生を知るべくフィルムにしていただけてStaffの皆々様にも感謝です。私も何かこのようなエネルギーを良い物に使いたいと思います。(女性 40代 中野ナイセスで知りました)

♪すばらしい作品をありがとうございました。私も前にNYに行ったことがあり、友人もコロンビア大学に留学していたこともあったので懐かしく拝見いたしました。鶴子さんが29歳の若さで生涯を閉じられたことは残念でなりませんが、充実した29年間をすごされたことは同じ大学の先輩として誇りに思っております。私もこれから頑張って生きていこうと思います。(女性 40代 日本女子大卒業生)

♪29歳でなくなるなんて残念。天は2物を与えずか。最後にでてくる倉西夫妻の姿がすばらしく印象的でした。(男性 60代 知人から)

♪ナレーションが少し早口だったと思います。画像はきれでした。映画にならなかったら埋もれてしまっていたことを、1つ1つ丁寧に史実にそって掘り起こしていくことは素晴らしいことだと痛感させられました。ありとうございました。人の志や情熱はいつの時代も同じなのですね。(女性 30代 東京ウィメンズプラザのチラシから)

♪心理学を大学で教えています。その研究、重要性、人柄など深く感銘を受けました。(男性 40代)

         全部読んでいただき、ありがとうございました!

2007年07月04日

6/29試写会満員御礼

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             写真は2007/6/8(完成披露試写の前日)上毛新聞が掲載してくださった記事

午後から雨脚が強くなるなか、なかのZERO視聴覚ホールへおこしいただき、ありがとうございました。
実は10日ほど前にお申込みが定員100名を突破し、泣く泣く、お断りするという事態が発生しました。

お申込みの方をお断りするなんて、とんでもない!許せない!間違っている!と思ったのですが…
ホールにかけあいましたら、消防法の規定により補助椅子を出すのは許されない、とのこと。
確かに、いつ地震などのアクシデントが起こるかもしれない東京です。安全第一!

それでも会場には当日、キャンセル待ちするお客様が数人いらっしゃって会場の外でお待ちいただきました。
一方、用事が出来て来れなくなったお客さまが数人いらして、お待ちのお客様全員お席につくことができました。

今回も日本女子大学の元学長様、現学長様ほか多くの卒業生(桜楓会)の皆様がご来場されました。
桜楓会の皆様は、受付が混雑をするといけないとの配慮から受付にたち、日本女子大関係の皆様のチェックをしてくださいました。本当にありがとうございました。

一般受付は、前回に引き続きシネマジャーナルのスタッフ、製作にかかわったサポーターの皆様、トトエビの姉、先輩たちが総動員でお客様をお迎え。
心理学の先生方、芸術文化振興基金助成に際して審査に当たられた先生もお見えになりました。

また研究書「原口鶴子 女性心理学者の先駆」を自費出版され、鶴子さんの生涯と心理学的功績を世に問うた荻野いずみさんもお忙しいところご出席くださいました。

さらに、作品のベースとなったコロンビア大留学記「楽しき思い出」が小型復刻版としてリニューアルされまして、当日受付に15冊お持ちしました。ご家族の自費出版です。
映画終了後にすぐに完売、受付はご予約される方や、シネマジャーナルを買う方などで大賑わいでした。

試写会は、あと7月17日(火)18:30より同じなかのZEROで行なわれます。現在、お席に余裕がございますので、ご希望の方はお申込みくださいませ。

なお会場の様子はシネマジャーナルスタッフ日誌に掲載しておりますので、あわせてご覧下さい。
http://www.cinemajournal.net/diary/index.html
7月第1週のところです

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6/29アンケートのご感想から一部ご紹介します。
 ※6/9完成披露試写会報告にもアンケートが御座います。あわせてご覧下さい

♪とてもやさしい作品で心に沁みる映画でした。通常のドキュメントと違う作り方がすばらしかったと思う。簡潔でわかりやすく丁寧にインタビューされているのも好感がもてました。私はニューヨークには9年住み(1960年代)、個人的には作山氏(※作品で取材をうけていたアーティスト)とは懇意だったのでとても映画での奇縁(※作山氏の家が、鶴子さんのクラスメートの住いだった!)にとても驚きました。ニューヨーク・コロンビア大学は夫が学生として留学したところでしたので、なつかしかったです。映画が鶴子さんの言葉で結ばれて終っていたのがとてもよかった。(女性) ※印はエビトト筆


♪明治時代の女性の強さが伝わってきました。歴史的な事実を実写しながら内容には感動しました。
(40代 女性)

♪原口鶴子の名前と業績について初めて知りました。明治の女性の偉大さは津田梅子をはじめ、何人かが知られていますが、心理学という当時としては未知の学問を切り拓いて行った女性がいたことに感動しました。29才で早世したことが惜しまれます。彼女の青春の情熱を私自身の励みとしていきたいと思います(結婚にいたる経過をもう少し描写していただければ更によかったと思いました)(50代 男性)

♪100年前にこのような人生を歩めた方があったなんて羨ましいです。才能もすばらしかった事でしょうが、生まれた環境にも恵まれたのですね。もう一度人生があったらなあ、と思います。素晴らしい映画をありがとうございました。(未記入)

♪力強く生きた女性に勇気をもらいました。その果てに今の私たちがいることを心に留めたいと思います。そして、映画を通して私たちに知らせてくれた泉監督のエネルギーに感謝します。(未記入)

♪きわめて才能と環境に恵まれたまれな例だと思うが、29年の人生を無駄なく生きられたことは見事だと思う。まあ、心理学という新しい分野でドクターまで極められて、著書まで残されているのは確かに命を永遠にされた証明であると思う。もし長生きされたらと思うと残念ですが、多分天性の性格に恵まれてどこへ行っても何か事を成される方だったと思う。生き方のひとつとして、同じ生きるなら前向きに生きたいと思う。生きていることのありがたさを大切にします。(50代)

♪とてもわかりやすく鶴子の気持になって追体験しているようで楽しめた。100年前の女性だが、とても親しみを持てた。(未記入)

♪いつの時代も生き生きと生きていきたいと思います。(50代 女性)

♪100年前当時に素晴らしい女性がいらした事に感動いたしました。映像もナレーションもよかったです。(未記入)