2024年05月05日

バッドガイズ2~悪の都市~

バッドガイズ2
             訳ありの男たち       (Amebaブログより)

『バッドガイズ2~悪の都市~』み終わりました。
ソウォン市の検察を中心、タフな検事はもちろん刑事、暴力団員らがたくさんでてくる。
ソウォン地検対、地域を牛耳る悪徳企業会長との終わりなき抗争、
地検総長になるために、死ぬ覚悟で会長を捕まえろと命令する地検長、
指示されたハグレ検事は、最後まで闘いぬける奴らを外からピックアップ(七人の侍、荒野の7人の変形か)、さらに風見鶏のソウォン市長がからんで金、女、殺人、なんでもありの乱闘がつつく。

すごいったらない。学生時代にみた東映ヤクザ映画も顔負け。
キム・ムヨルやチュ・ジンモが目当てでみ始めて、乱闘シーンが多くて殴り合ってるときは早送り、しつつ一気に見てしまった。やっぱりこういうの好きなのかなあ。

新人検事でやる気満々のキム・ムヨルさんが、結構あっさり消えたのは残念。
チュ・ジンモさんは『奇皇后』の印象が強いけど、今回はタフな強い男を演じてよかった。
あの甘い顔は直せないけど。

全体的に地味な役者さんが個性的な演技、鍛えたアクション、男臭さでドラマをひいっぱっていく。
妙に今の日本政府と重なって、金の流はこうなるのかなんて思いながら16話までいっちゃいました。

日本の刑事ドラマみたいに、写真やマンガのコマみたいに突っ立ったままの演技はなく、
ハリウッド映画なみのカメラワーク、演出が魅力でしたね。







totoebi01 at 00:39|PermalinkComments(0)

2024年04月08日

シネマジャーナルno107原稿完了

2024年4月末発刊発売のシネマジャーナル107号の連載記事を書き終わった。
今回<気になる配信ドラマ 女性が観るとここが面白い>で取り上げたのは次の5作品--
テーマは自立です。

no107悪い母1
『良くも、悪くも、だって母親』
母と息子の共依存から、どうやって自立していったのだろう。


no107精神科ナース1
『今日もあなたに太陽を 精神科ナースのダイアリー』
優しい優しい看護師さん、それゆえに悩みが多く、とうとう自分が双極性障がいで入院してしまう。


no107無人島5
『無人島のデューバ』
父親からのDV被害で苦しむ少女、学校では明るく歌の好きな少女は無人島での15年で過去から自立し、ドローンで発見されて、第二の人生が始まる。


no107智異山1
『智異山 君へのシグナル』
韓国南部の智異山のレンジャー部隊は、ミステリアスな山を知り尽くしていたが…。


no107弧城閉1
『弧城閉 仁宗、その愛と大儀』
北宋の第四代皇帝、趙禎(のちの仁宗)は、大后に育てられ、実母を知らない。私心を捨て、国と民の幸せのために一生を捧げたが、彼を取り巻く後宮の女たちはことごとく不幸になった…。

以上の5作品を、ああだ、こうだと書いています!※今回Netflix配信が多いですが、たまたまです…。

女性たちでつくるこのユニークな映画誌は、映画ファンの女性たちが書いて、版下を作って、印刷所へもっていって(今はPDFにして送る)、と自分たちで作成しています
全国の映画祭へ参加し、商業映画誌にない映画祭で上映された未公開作品紹介も満載!
シネマジャーナルNO107は、2024年4月末発刊(ホームページ
公共の、京橋の国立映画アーカイブスや東京ウィメンズプラザはじめ男女共同参画センター図書館、早稲田大学演劇博物館図書室などで定期購読いただいています。
個人の定期購読も行っています。


totoebi01 at 00:43|PermalinkComments(0)

2019年12月02日

シニア女性映画祭で上映


12月1日 とよなか男女共同参画推進センターで行われたシニア女性映画祭へいってきました。
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私の最初の長編ドキュメンタリ映画『ニューヨークで暮らしています 彼女たちがここにいる理
が上映されるので、トークと挨拶にいってきました。

シニア女性映画祭は8回目。
だんだん歳をとるにつれてテレビなど表舞台から消えていく高齢女性たち。
「見えなくされた高齢女性たちの多様な姿、生き方をスクリーンで見せよう」
と生まれたのがこの映画祭。

写真右 創設した三木草子さん
   左 映画監督 山上千恵子さん
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私は土曜日に大阪へ入り、その日は同行した次男と大阪城、アベノハルカス、
道頓堀などを足早に見物。
二日とも晴天で、夕方の大阪城の美しかったこと!フレームの金色が輝いていたciniaphoto5

アベノハルカス上階中庭の窓から
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大阪はどこへ行っても人が多い…、
高層ビル群と地下街の賑わい、本当に人に圧倒された。
夜、やっと道頓堀あたりで食べようとしたのがどこの食べ物屋も行列。
仕方なく梅田にもど串揚げコースを食べる。おいしかったああ。ワインも飲んだ。
宿泊は豊中駅そばのアイボリーホテル。 
中庭に樹齢600年の萱の木があり、朝食をしながら眺めていたら静かな気持ちになった。

翌1日、9時半、会場のすてっぷホールに到着、打ち合わせ。
映画祭2日目なのでお客様は来るかなあと心配したが、
時間になるとどんどん増えてきた。
会場100席がほぼ埋まっている。
上映後に、質疑を行った。ニューヨークで奮闘する日本女性たちに共感を覚えたという
感想が多かった。DVDやシネマジャーナルも販売してくだった
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もう10年以上前の作品だが、いまも女性を取り巻く状況は同じで新鮮だ。
久しぶりに自作映画を見てニューヨークでの撮影のいろいろな苦労や嬉しかった
ことなどを思い出し、思わず胸がいっぱいになった。
ニューヨークで朝6時から、夜11時過ぎまで撮影していた…。
女性たちの本音もたくさん出ていた。その後の彼女たちの海外での活躍を思うと
いい人選だったと思った。

写真 映画に登場した4名の日本人女性たち
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n_noriko
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シニア女性映画祭の皆様、ありがとうございました



totoebi01 at 23:46|PermalinkComments(0)