2007年11月

2007年11月05日

怒涛の1週間(2)東京国際女性映画祭

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写真上:10/23女性映画人をかこむ集い(撮影cinemajournal宮崎さん) 
写真下:10/24上映日のQ&A 小藤田千栄子先生(左)と(撮影cinemajournal景山さん)

映画祭のレポートをシネマジャーナルの(咲)さんのスタッフ日誌から抜粋させていただきます。
  
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東京国際女性映画祭での我がシネジャの泉悦子監督の晴れ舞台には、もちろん駆けつけました。
22日(月) 2時半からの記者会見。
ウィメンズプラザホールの壇上に、高野悦子さんを中心に、今回の上映作品の監督が勢ぞろい。
かつては、欧米の女性監督の比率が高かった東京国際女性映画祭も、日本の女性監督の比率がぐっと増しました。
映画祭ディレクター大竹洋子さんの隣に座った泉監督、「いつもは記者席にいたのに、こちら側に座らせていただき光栄」と緊張ぎみに言いつつ、しっかり『心理学者 原口鶴子の青春』をアピールしました。

そして、いよいよ10月24日(水)12時から『心理学者 原口鶴子の青春』の上映。 
泉さんはガラガラだったらどうしよう・・と心配されていたのですが、前日、NHKの「いっと6けん」で富岡市上映会の様子が放映されて、その直後から問い合わせの電話が鳴り続け、当日会場でのチケット受け渡しすることになった方も多数。
テレビの影響って凄い! (実家に電話したら、最近ボケ気味の母からも『原口鶴子の青春』が観たいと言われたのでした。)

満席の観客を前に舞台挨拶に立った泉さん。
まずは、会場に駆けつけた鶴子さんのお孫さん3人の方を紹介されました。ぐっと“原口鶴子”が身近に迫ります。
そして、鶴子さんの声を担当した五大路子さんが登壇し、舞台が華やぎます。「面識もなかった泉さんからの熱意溢れる依頼に、夫(大和田伸也氏)も説得して一緒に参加しました」との言葉に、皆、微笑ましい思いになったことと思います。

上映が終わってからの、ティーチインでも、泉さんの飽くなき取材の様子や、偶然の出会いがこの映画に繋がったことが披露され、司会の小藤田千栄子さんが「泉監督は押しも強いけど運も強いですね」と言われ、客席からどっと笑いが起こります。
和やかで、とても素敵な上映会でした。壇上で、いずれはニューヨークでもう一本撮ると宣言された泉監督。次のターゲットはどんな女性たちなのか、今から楽しみです。(咲)

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10月24日の上映をご覧になれなかった皆様、11月15日に日本女子大学(心理学科主催 西生田)、12月5日に東京学芸大学(男女共同参画本部主催 小金井市)で上映会がございます。
入場無料、一般の皆様も歓迎です。ぜひいらしてください。
詳しくはホームページ上映情報を見てくださいね。